Excelで切り捨てをする方法!ROUNDDOWN関数とTRUNC関数

Excelで切り捨てを行う方法を解説する本記事では、ROUNDDOWN関数とTRUNC関数の使い方を詳しく紹介します。切り捨ては、数値を指定した位以下をすべて0にする演算で、Excelでの計算やデータ処理でよく用いられます。ROUNDDOWN関数は、指定した桁数で切り捨てた値を返す関数です。一方、TRUNC関数は、数値から小数部分を切り捨てる関数です。どちらの関数も切り捨ての結果を得るために使用されますが、その使い方や特性には違いがあります。本記事では、これらの関数の違いを理解し、適切に使い分ける方法を学びましょう。

Rounddown関数で端数を切り捨てるには?

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Rounddown関数で端数を切り捨てるには、次の方法があります。 ROUNDDOWN関数は、指定された数値を指定された桁数に丸め、余った桁を切り捨てる関数です。Excelで使用する際には、次の書式で入力します。 `=ROUNDDOWN(A1, 0)` ここで、A1は切り捨てたい数値が入っているセル、0は切り捨てたい桁数です。

ROUNDDOWN関数の基本的な使い方

ROUNDDOWN関数の基本的な使い方は、次のとおりです。

  1. 切り捨てたい数値が入っているセルを選択します。
  2. 「=ROUNDDOWN(」と入力して、関数を開始します。
  3. 切り捨てたい数値が入っているセルを指定します。
  4. 「,」と入力して、切り捨てたい桁数を指定します。
  5. 「)」と入力して、関数を終了します。

ROUNDDOWN関数の桁数指定

ROUNDDOWN関数では、切り捨てたい桁数を指定することができます。次の例は、数値を10の位に丸める場合です。

  1. 切り捨てたい数値が入っているセルを選択します。
  2. 「=ROUNDDOWN(A1, 1)」と入力します。
  3. この場合、数値は10の位に丸められ、余った桁は切り捨てられます。

ROUNDDOWN関数の注意点

ROUNDDOWN関数を使用する際には、次の点に注意する必要があります。

  1. 負の数を切り捨てるときは、桁数に注意する必要があります。
  2. 小数点以下の桁数を指定する場合、切り捨てた桁が存在する場合に注意する必要があります。
  3. 数値の符号が切り捨てた結果に影響を与える場合に注意する必要があります。

エクセルで端数を切り捨てる計算式は?

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エクセルで端数を切り捨てる計算式は、ROUND 関数や INT 関数を使用します。

ROUND 関数を使用した端数の切り捨て

ROUND 関数は、指定された数値を指定された桁数に丸めることができます。端数を切り捨てるには、次の式を使用します。

  1. 数値を ROUND 関数で丸める:`=ROUND(A1,0)`
  2. 数値を 1 桁目に丸める:`=ROUND(A1,1)`
  3. 数値を 10 桁目に丸める:`=ROUND(A1,2)`

INT 関数を使用した端数の切り捨て

INT 関数は、指定された数値の整数部分を返します。端数を切り捨てるには、次の式を使用します。

  1. 数値の整数部分を返す:`=INT(A1)`
  2. 数値の整数部分を 10 で割る:`=INT(A1/10)`
  3. 数値の整数部分を 100 で割る:`=INT(A1/100)`

他の関数を使用した端数の切り捨て

他にも、次のような関数を使用して端数を切り捨てることができます。

  1. TRUNC 関数:`=TRUNC(A1,0)`
  2. FLOOR 関数:`=FLOOR(A1,1)`
  3. CEILING 関数:`=CEILING(A1,1)`

Excelで小数点以下を切り捨てる簡単な方法は?

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Excelで小数点以下を切り捨てる簡単な方法は、ROUND関数や切り捨て機能を使用することです。

ROUND関数を使用する方法

ROUND関数は、指定した桁数に丸める関数です。小数点以下を切り捨てる場合は、2番目の引数に0を指定します。

  1. セルに=ROUND(A1,0)と入力します。
  2. A1は切り捨てたい数値が入ったセルです。
  3. ENTERキーを押すと、切り捨てられた数値が表示されます。

切り捨て機能を使用する方法

切り捨て機能は、指定した桁数に切り捨てる機能です。小数点以下を切り捨てる場合は、「小数点以下を切り捨て」を選択します。

  1. セルに切り捨てたい数値を入力します。
  2. ホームタブの「数値」グループの「小数点以下の桁数」ボタンをクリックします。
  3. 「小数点以下を切り捨て」を選択すると、切り捨てられた数値が表示されます。

数値を整数に変換する方法

数値を整数に変換する方法もあります。この方法は、INT関数を使用します。

  1. セルに=INT(A1)と入力します。
  2. A1は切り捨てたい数値が入ったセルです。
  3. ENTERキーを押すと、切り捨てられた数値が表示されます。

ExcelのROUND関数とRoundup関数の違いは?

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ROUND関数とRoundup関数は、Excelで数字を丸めるために使用される二つの関数です。ただし、それらの機能は異なります。 ROUND関数は、指定された桁数に丸める関数です。丸め方には四捨五入法が使用されます。たとえば、ROUND(123.456,2)と入力すると、123.46と表示されます。 一方、Roundup関数は、常に切り上げて丸める関数です。たとえば、Roundup(123.456,2)と入力すると、123.46と表示されます。

ROUND関数の使用方法

ROUND関数を使用するには、次の書式を使用します。

  1. ROUND関数の基本書式:ROUND(数値, 丸める桁数)
  2. 丸める桁数を省略すると、0に丸められます。
  3. ROUND関数は、四捨五入法を使用して丸めます。

Roundup関数の使用方法

Roundup関数を使用するには、次の書式を使用します。

  1. Roundup関数の基本書式:Roundup(数値, 丸める桁数)
  2. 丸める桁数を省略すると、0に丸められます。
  3. Roundup関数は、常に切り上げて丸めます。

ROUND関数とRoundup関数の使い分け

ROUND関数とRoundup関数は、両方とも数字を丸める関数ですが、使用する状況は異なります。

  1. 一般的な丸めには、ROUND関数を使用します。
  2. 常に切り上げて丸める必要がある場合には、Roundup関数を使用します。
  3. 常に切り下げて丸める必要がある場合には、Roundedown関数を使用します。

Excelで切り捨ての達人になる!ROUNDDOWN関数とTRUNC関数の使い方

Excelでは、数値を切り捨てする方法として、ROUNDDOWN関数とTRUNC関数がよく使われます。これらの関数を使いこなすことで、数値データの処理が効率化されます。

ROUNDDOWN関数とは

ROUNDDOWN関数は、指定した桁数で数値を切り捨てする関数です。例えば、小数点以下を切り捨てて整数部分だけを取得したい場合に便利です。 書式: ROUNDDOWN(数値, 切り捨てする位)

引数説明
数値切り捨て対象の数値
切り捨てする位切り捨てたい桁数(0: 整数部分、負の数: 小数点以下)

TRUNC関数とは

TRUNC関数は、数値の小数部分を切り捨てる関数です。ROUNDDOWN関数とは異なり、整数部分だけを残すことができます。 書式: TRUNC(数値, [桁数])

引数説明
数値切り捨て対象の数値
桁数(オプション)切り捨てる小数点以下の桁数(省略時は0)

ROUNDDOWN関数とTRUNC関数の違い

ROUNDDOWN関数は指定した桁数で切り捨てますが、TRUNC関数は小数部分を切り捨てるだけです。整数部分を残したい場合、TRUNC関数の方が適しています。

切り捨ての使いどころ

切り捨ては、データ分析や計算で不要な小数部分を削除するために役立ちます。例えば、金額データを整数部分だけ残して処理する場合や、測定値の有効桁数を調整する場合に利用します。

切り捨て関数を使った数値の加工

切り捨て関数を組み合わせて使うことで、より高度な数値処理が可能になります。例えば、切り捨てた数値に何らかの係数を乗じたり、別の数値との演算を行ったりすることができます。これにより、データ分析や計算の効率化が図られます。

ROUNDDOWN関数で切り捨てするには?

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ROUNDDOWN関数の基本

ROUNDDOWN関数は、Excelで数値を切り捨てするために使用される関数です。この関数を使用することで、指定した桁数で数値を切り捨て、整数部のみを取得することができます。

  1. 関数の構文:ROUNDDOWN(数値, 切り捨てする位)
  2. 数値:切り捨てたい数値を指定します。
  3. 切り捨てする位:どの位で切り捨てを行うかを指定します。正の数値は小数点以下、負の数値は整数部を切り捨てます。

ROUNDDOWN関数の使い方

ROUNDDOWN関数を使用するには、まずセルに「=ROUNDDOWN(」と入力します。次に、切り捨てたい数値と、切り捨てを行う位をカンマで区切って指定します。最後に括弧を閉じることで、関数が完成します。

  1. 例1:=ROUNDDOWN(3.14159, 2) → 結果:3.14
  2. 例2:=ROUNDDOWN(3.14159, 0) → 結果:3
  3. 例3:=ROUNDDOWN(3.14159, -1) → 結果:0

ROUNDDOWN関数の応用

ROUNDDOWN関数は、単純な切り捨て以外にも、様々なシチュエーションで役立ちます。例えば、金額の計算で小数点以下を切り捨てたり、時刻の計算で分や秒を切り捨てたりすることが可能です。

  1. 金額の切り捨て:消費税を計算した結果を切り捨てる際に使用できます。
  2. 時刻の切り捨て:時間を切り捨てて、指定した単位で表示することができます。
  3. 数字の整形:測定値や統計データを切り捨てて、指定した桁数で表示することができます。

Excelで切り捨ての計算式は?

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Excelで切り捨ての計算式は、INT関数を使用します。INT関数は、与えられた数値を切り捨てて整数部分のみを返す関数です。

INT関数の使い方

INT関数は以下のように使用します。

  1. =INT(数値) と入力します。
  2. 数値には、切り捨てたい数値を指定します。セル参照も可能です。
  3. INT関数は、与えられた数値を切り捨てて整数部分のみを返します。

切り捨てと切り上げの違い

切り捨てと切り上げの違いは以下の通りです。

  1. 切り捨ては、数値を小数点以下を切り捨てて整数部分のみを返します。
  2. 切り上げは、数値を小数点以下を切り上げて整数部分に1を加えた値を返します。
  3. 切り上げを行う場合は、ROUNDUP関数を使用します。

切り捨ての計算式の応用

切り捨ての計算式を応用することで、以下のようなことが可能です。

  1. 時間や分を表す数値から、秒を切り捨てて分単位までの値を取得できます。
  2. 金額を表す数値から、整数部分のみを取得することができます。
  3. 割合や率を表す数値から、パーセント表示に切り捨てることができます。

エクセルで端数を切り捨てるには?

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エクセルで端数を切り捨てるには、ROUNDUP関数またはFLOOR関数を使用します。具体的には、次の手順で端数を切り捨てることができます。

ROUNDUP関数を使用する方法

ROUNDUP関数は、指定した位で数値を切り上げる関数です。切り捨てたい数値と切り捨てる位を引数に指定します。例えば、3.14159を小数点第2位で切り捨てる場合は、=ROUNDUP(3.14159, 2)と入力します。結果は3.15となります。

  1. セルに=ROUNDUP(と入力
  2. 切り捨てたい数値を入力
  3. カンマを入力し、切り捨てたいを入力
  4. 括弧を閉じる

FLOOR関数を使用する方法

FLOOR関数は、指定した位で数値を切り下げる関数です。切り捨てたい数値と切り捨てる位を引数に指定します。例えば、3.14159を小数点第2位で切り捨てる場合は、=FLOOR(3.14159, 0.01)と入力します。結果は3.14となります。

  1. セルに=FLOOR(と入力
  2. 切り捨てたい数値を入力
  3. カンマを入力し、切り捨てたいを入力
  4. 括弧を閉じる

数値を整数に切り捨てる方法

数値を整数に切り捨てる場合は、INT関数を使用します。例えば、3.14159を整数に切り捨てる場合は、=INT(3.14159)と入力します。結果は3となります。

  1. セルに=INT(と入力
  2. 切り捨てたい数値を入力
  3. 括弧を閉じる

エクセルで計算式で切り捨てを設定するには?

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エクセルで計算式で切り捨てを設定するには、以下の手順に従ってください。

切り捨て関数の使い方

エクセルでは、INT関数やROUNDDOWN関数を使用して、数値を切り捨てることができます。INT関数は、引数の数値を最も近い整数に切り捨てます。ROUNDDOWN関数は、引数の数値を指定した桁数で切り捨てます。

  1. INT関数:=INT(数値)
  2. ROUNDDOWN関数:=ROUNDDOWN(数値, 切り捨てする桁数)

切り上げ関数との違い

切り捨て関数の他に、切り上げを行う関数もあります。切り上げ関数は、ROUNDUP関数を使用します。切り上げとは、数値を最も近い整数以上の値に変更することをいいます。

  1. ROUNDUP関数:=ROUNDUP(数値, 切り上げする桁数)

切り捨ての適用例

切り捨て関数を使用することで、以下のような計算が可能になります。

  1. 税込価格の計算:=ROUNDDOWN(税抜価格 消費税率, 0)
  2. 端数処理:=INT(数値 / 間隔) 間隔
  3. 時間の切り捨て:=ROUNDDOWN(時間, 0)

詳細情報

Excelで切り捨てをするにはどのような関数を使用しますか?

Excelで数値を切り捨てするには、主にROUNDDOWN関数TRUNC関数の2つが使用されます。これらの関数を使用することで、任意の桁数で数値を切り捨てることが可能です。

ROUNDDOWN関数とTRUNC関数の違いは何ですか?

ROUNDDOWN関数は、指定した桁数で数値を切り捨てます。例えば、3.14159を小数第3位で切り捨てたい場合、ROUNDDOWN(3.14159, 3)と入力すると、3.141が得られます。一方、TRUNC関数は、切り捨てたい桁数を指定する代わりに、切り捨てる桁数を負の値で指定します。例えば、TRUNC(3.14159, -1)と入力すると、3.14が得られます。

ROUNDDOWN関数を使って、小数第2位で切り捨てするにはどうすればよいですか?

小数第2位で切り捨てするには、ROUNDDOWN関数を次のように使用します:ROUNDDOWN(数値, 2)。例えば、PI(約3.14159)を小数第2位で切り捨てたい場合、ROUNDDOWN(PI(), 2)と入力すると、3.14が得られます。

TRUNC関数を使って、一の位で切り捨てするにはどうすればよいですか?

一の位で切り捨てするには、TRUNC関数を次のように使用します:TRUNC(数値, -1)。例えば、12345を一の位で切り捨てたい場合、TRUNC(12345, -1)と入力すると、12340が得られます。

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